佐倉市議会 2020-06-22
令和 ２年 ６月定例会－06月22日-05号
〇出席議員（２８名）
議 長 爲田 浩 副議長 平野裕子
１番 松島 梢 ２番 川口絵未
３番 髙橋とみお ４番 宇田実生子
５番 齋藤寛之 ６番 石井秀明
７番 押木孝和 ８番 鍋田達子
９番 密本成章 １０番 岡野 敦
１１番 稲田敏昭 １２番 玉城清剛
１３番 木崎俊行 １４番 徳永由美子
１５番 山本英司 １６番 斎藤明美
１７番 敷根文裕 １８番 高木大輔
１９番 五十嵐智美 ２０番 萩原陽子
２１番 藤崎良次 ２４番 石渡康郎
２５番 久野妙子 ２６番 岡村芳樹
２７番 櫻井道明 ２８番 中村孝治
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〇欠席議員（なし）
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〇議会事務局出席職員氏名
事務局長 向後昌弘 次長 三室隆行
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〇説明のため出席した者の職氏名
市長 西田三十五 副市長 染井健夫
企画政策部長 岩井克己 総務部長 橋口庄二
財政部長 小川浩功 健康こども部長 織田泰暢
上下水道事業管理者 教育長 茅野達也
関口直行
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〇連絡員
企画政策課長 上野直哉 財政課長 和田泰治
児童青少年課長 島村美惠子 教育次長 花島英雄
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△開議の宣告
午後１時０２分開議
○議長（爲田浩） ただいまの出席議員は28名であります。したがって、会議は成立いたしました。
直ちに本日の会議を開きます。
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△諸般の報告
○議長（爲田浩） 日程に先立ちまして、諸般の報告を行います。
市長より地方自治法第180条第１項の規定に基づく専決処分について報告がありました。
続きまして、地方自治法第243条の３第２項の規定により、公益財団法人佐倉国際交流基金及び公益財団法人佐倉緑の基金の経営状況について報告がありました。
監査委員より住民監査請求の要旨について通知がありました。それぞれの写しをお手元に配付いたしましたので、ご了承願います。
次に、全国市議会議長会の議員表彰並びに感謝状の伝達を行います。
中村孝治議員、演壇にお願いいたします。
◎議会事務局長（向後昌弘）
〔朗 読〕
表 彰 状
佐倉市 中 村 孝 治 殿
あなたは市議会議員として２５年の長きにわたって市政の発展に尽くされ、その功績は特に著しいものがありますので、第９６回定期総会に当たり、本会表彰規程によって特別表彰をいたします。
令和２年５月２７日
全国市議会議長会会長 野 尻 哲 雄
（拍 手）
○議長（爲田浩） 石渡康郎議員、前にお願いいたします。
◎議会事務局長（向後昌弘）
〔朗 読〕
感 謝 状
佐倉市 石 渡 康 郎 殿
あなたは全国市議会議長会社会文教
委員会委員として会務運営の重責に当たられ、本会の使命達成に尽くされた功績は誠に顕著なものがありますので、第９６回定期総会に当たり、深甚な感謝の意を表します。
令和２年５月２７日
全国市議会議長会会長 野 尻 哲 雄
（拍 手）
○議長（爲田浩） 以上をもちまして表彰状並びに感謝状の伝達を終わります。
次に、行政報告について、副市長より発言を求められておりますので、これを許します。
副市長。
〔副市長 染井健夫登壇〕
◎副市長（染井健夫） 副市長の染井でございます。お許しをいただきまして、諸般の報告を申し上げます。
新型コロナウイルス感染症に関する佐倉市の対応についてご報告申し上げます。
初めに、佐倉市の支援策についてご報告いたします。本議会初日にご承認をいただきました第１号議案の新型コロナウイルス感染症に係る補正予算につきましては、議決後、速やかに事業執行に着手いたしました。ご承認いただきました補正予算を含む本市の支援策につきましては、６月15日付「こうほう佐倉」臨時号を発行するとともに、市のホームページなどでご案内しているところであり、速やかな支援事業の執行に努めてまいります。
次に、特別定額給付金の申請状況等でございます。６月18日現在の申請件数は７万3,909件であり、給付対象世帯の約94.1％となっております。給付金の振込につきましては、６月18日までの申請のうち、書類等に不備がないものについては、７月10日までにおおむね振込を完了する予定でございます。特別定額給付金に係る事務処理状況及び給付金の振込予定につきましては、随時市ホームページに掲載するとともに、申請漏れがないよう「こうほう佐倉」や市ホームページなどを利用して、引き続き周知に努めてまいります。
市内公共施設の再開につきましては、６月19日に千葉県の休業要請が全て解除されたことに鑑み、今後利用制限を段階的に緩和していく予定でございます。また、行事、イベントにつきましても、首都圏の感染状況の推移及び県における対応などを踏まえて慎重に判断するとともに、新しい生活様式を踏まえた感染防止策の徹底に努めてまいります。
続きまして、この夏のプール開放と水泳授業でございます。岩名運動公園及び上座総合公園のプール営業につきましては、感染防止策を徹底することが困難であることから、今年度は中止いたします。
また、小中学校の水泳授業及び根郷中学校のプール開放につきましても、同様に中止いたします。市民の皆様にはご迷惑をおかけしますが、今後とも市民の皆様の安全、安心を最優先に対応してまいります。
最後に、佐倉市まち・ひと・しごと創生推進計画についてご報告いたします。６月９日、佐倉市の地域再生計画である佐倉市まち・ひと・しごと創生推進計画が、国から認定されました。これにより佐倉市は、地方創生応援税制、いわゆる企業版ふるさと納税の認定自治体となり、佐倉市外に本社が所在する企業が佐倉市に寄附を行った場合、当該企業は法人関係税の軽減措置を受けられることとなります。今後も新たな財源の確保に努め、市民生活の回復とともに、新型コロナウイルス感染症対策を進めてまいります。
以上で諸般の報告を終わらせていただきます。
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△
追加議案の上程
○議長（爲田浩） 日程第１、
追加議案の上程を行います。
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△
提案理由の説明
○議長（爲田浩） 議案第32号について
提案理由の説明を求めます。
市長。
〔市長 西田三十五登壇〕
◎市長（西田三十五） ただいまから追加提案をいたしました議案につきまして、
提案理由の説明を申し上げます。
議案第32号 令和２年度佐倉市
一般会計補正予算は、歳入歳出それぞれ１億3,647万7,000円を増額いたそうとするものであります。補正後の予算額は691億2,629万6,000円となります。本補正予算は、令和２年度６月12日に成立いたしました国の令和２年度補正予算を受け、新型コロナウイルス感染症対策として早急に事業を着手する必要性がある事業費を編成いたしました。
歳入の主なものといたしましては、ひとり親世帯臨時特別給付金事業費補助金、学校再開支援事業補助金などの国庫支出金、財政調整基金からの繰入金の増額であります。
歳出といたしましては、低所得の独り親世帯向けに支援を行うひとり親世帯臨時特別給付金支援事業並びに学校再開に伴う感染症対策支援事業及び給食継続実施支援事業の実施に係る事業費の増額であります。
以上、追加提案をいたしました議案につきましてご説明申し上げました。何とぞご審議の上、ご採択くださるようお願い申し上げまして、
提案理由の説明を終わらせていただきます。
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△質疑
○議長（爲田浩） これより質疑を行います。
質疑はございますか。
萩原議員。
◆２０番（萩原陽子） 議席20番、萩原陽子です。国の第２次補正予算を受けというふうにありますが、これは佐倉市への配分が決まったということでしょうか。
○議長（爲田浩） 総務部長。
◎総務部長（橋口庄二） お答えいたします。
このたび提案させていただきます補正予算は、国からの事業内容が示されているものでございまして、これを先に対応させていただくということで追加提案させていただきました。議員おっしゃるような２兆円のいわゆる地方創生臨時交付金の内容につきましては、交付限度額等の内容はまだこちらのほうに示されておりませんので、それにつきましては、確定次第、作業に取りかかるということで考えております。
以上でございます。
○議長（爲田浩） ほかにございますか。────質疑はなしと認めます。
質疑は終結いたします。
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△
委員会付託
○議長（爲田浩） ただいま議題となっております議案第32号については、お手元に配付の議案付託表のとおり、各常任
委員会に付託いたします。
この際、暫時休憩いたします。
午後１時１６分休憩
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午後２時２３分再開
○議長（爲田浩） 休憩前に引き続き会議を開きます。
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△
委員長報告
○議長（爲田浩） 日程第２、議案第２号から議案第32号まで、諮問第１号、請願第６号並びに陳情第３号及び陳情第４号の35件を一括議題といたします。
付託議案に関し、各常任委員長の報告を求めます。
総務常任委員長、石渡康郎議員。
〔
総務常任委員長 石渡康郎議員登壇〕
◎
総務常任委員長（石渡康郎） 議席24番、
総務常任委員長の石渡康郎でございます。
当
委員会に付託されました案件10件につきまして、去る６月15日、全員協議会室において、また本日、第３
委員会室において、委員全員出席の下、関係部課長等の出席を求め
委員会を開催し、慎重に審査いたしました。付託案件の採決結果につきましては、お手元に配付いたしました
委員会報告書のとおりでございますので、ご確認ください。
なお、審査の過程において、新型コロナウイルス感染症に関する支援策については、市民の置かれている状況を把握するとともに、適正な
予算執行に努めていただきたいとの意見が出されておりますので、申し添えさせていただきます。
以上、当
委員会に付託されました案件の審査結果についてご報告申し上げ、
委員長報告を終わります。
○議長（爲田浩）
文教福祉常任委員長、高木大輔議員。
〔
文教福祉常任委員長 高木大輔議員登壇〕
◎
文教福祉常任委員長（高木大輔） 議席18番、
文教福祉常任委員長の高木大輔です。
当
委員会に付託されました案件11件につきまして、去る６月16日と本日22日、全員協議会室において、委員出席の下、教育長をはじめ、関係部課長等の出席を求め
委員会を開催し、慎重に審査いたしました。付託案件の採決結果につきましては、お手元に配付いたしました
委員会報告書のとおりでございますので、ご確認いただきたいと思います。
なお、審査の過程において、学校、保育園等、子供が利用する施設の環境整備に当たっては、学習や遊びなど、子供の健康と活動に十分配慮した上で事業を進めていただきたい。給食継続実施支援事業については、熱中症等、調理員の健康を考慮し、給食室の設備を整えるため早急に
予算執行していただきたいとの意見が出されておりますので、申し添えさせていただきます。
以上、当
委員会に付託されました案件の審査結果につきましてご報告申し上げ、
委員長報告を終わります。
○議長（爲田浩）
経済環境常任委員長、久野妙子議員。
〔
経済環境常任委員長 久野妙子議員登壇〕
◎
経済環境常任委員長（久野妙子） 議席25番、
経済環境常任委員長の久野妙子です。
当
委員会に付託されました案件は１件で、去る６月17日の午前10時より全員協議会室において委員全員出席の下、関係部課長の出席を求め
委員会を開催し、慎重に審査をいたしました。付託案件の採決結果につきましては、お手元に配付いたしました
委員会報告書のとおりでございますので、ご確認ください。
なお、審査の過程において、次のとおり意見が出されておりますので、申し添えさせていただきます。印旛沼周辺地域の各施設を最大限に活用することは、新型コロナウイルス感染症の影響により冷え込んだ市内産業の活性化につながることから、設備整備を含め効果的な管理運営に努めていただきたい。
以上、当
委員会に付託されました案件について、審査の概要と結果について申し上げ、
委員長報告を終わります。
○議長（爲田浩） 以上で各常任委員長の報告を終わります。
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△質疑
○議長（爲田浩） ただいまの
委員長報告に対する質疑を行います。
質疑はございますか。────質疑はなしと認めます。
質疑は終結いたします。
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△討論の省略
○議長（爲田浩） お諮りいたします。
ただいま議題となっております議案第16号から議案第30号まで及び諮問第１号につきましては、申合せにより討論を省略したいと思います。これにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長（爲田浩） ご異議なしと認めます。
したがって、議案第16号から議案第30号まで及び諮問第１号につきましては、討論を省略することに決しました。
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△討論
○議長（爲田浩） 議案第２号から議案第15号まで、議案第31号及び議案第32号、請願第６号並びに陳情第３号及び陳情第４号の19件について討論を行います。
討論はございますか。
川口議員。
〔２番 川口絵未議員登壇〕
◆２番（川口絵未） 議席２番、川口絵未です。市民ネットワークを代表し、討論します。反対する議案は、２号、６号、14号、15号です。そして、請願６号、陳情４号は賛成、陳情３号には反対です。
議案２号、
一般会計補正予算です。草ぶえの丘、飯野台観光施設指定管理者の債務負担行為です。令和２年度予算で３年とした指定期間を、この間のコロナ感染拡大で今後の事業予測が難しい等の理由で７年に期間延長。常任
委員会では感染症対策の検討は行っていない、通常の導入条件のみで選定するとの答弁。しかし、単に期間延長ではなくて、コロナ禍での現指定管理者の検証を行い、今後の感染症対応の条件設定をするなど、期間も含め事業実施について再検討すべきです。ロタウイルスワクチンの定期予防接種化です。接種対象は14週までの乳幼児で10月から開始、このワクチンは、効果に疑問が持たれ、副作用の報告もあります。現在の定期接種は、生後２か月で３種類、３か月で４種類です。毎年４本同時接種などによる副反応報告がされています。ここに今回さらに追加をすることで、同時接種の危険性が増すため反対します。
議案６号は、いわゆるマイナンバー法等の改正による通知カード廃止に伴う条例改正です。この法律改正で個人番号を証明するには、マイナンバーカードをつくるか、住民票の写し等で行うしかなく、国が国民に情報漏えいリスクの高いマイナンバーカードをつくらせることを目的にしているため、反対します。
議案14号、15号は、満３歳未満対象の保育事業者運営に関する改正です。現在これらの施設は、その後の就学までの
保育施設の確保を市長と民間業者に求めています。今回の改正は、これを事業者に求めず民間業者の参入促進が目的です。このような安易な規制緩和を進める改正に反対をします。
請願６号、陳情４号、新佐倉図書館等施設建設の中止を求めるものです。買物や図書館、美術館利用の際の駐車場に、図書館を地下に埋めた複合施設を37億5,000万円をも投じて造る計画です。市は、市民の多くの反対意見も聞き入れません。長期化が見込まれるコロナ禍で、市民や事業者、医療機関等への市独自の保障制度を充実させ暮らしを守ることこそが、今市のやるべきことです。過大な予算を伴う現計画を一時凍結し、その予算を
コロナ対策最優先に組み替えるべきです。新図書館は地上に低予算で建てることを求め、賛成します。
陳情３号、別居・離婚後の親子の断絶防止についてです。
発議案第１号で出されますが、一括して討論します。離婚等にはＤＶなど、当事者それぞれに理由があり、子供との関わり方は慎重な判断が必要です。陳情者が求める法整備の内容が分からず判断はできないため反対します。
以上で終わります。
○議長（爲田浩） ほかに討論はございますか。
藤崎良次議員。
〔２１番 藤崎良次議員登壇〕
◆２１番（藤崎良次） 議席21番、市民オンブズマンひまわり会、藤崎良次です。会派を代表し、討論を行います。
請願第６号
コロナ対策最優先の
予算執行を行うため、新
佐倉図書館建設工事の入札を延期し、
建設費用を
コロナ対策に充てるよう求める請願書に賛成をいたします。
理由を申し上げます。まず、今回の新型コロナウイルス感染は長期化が予想されています。そして、私たちの生活様式が、その変更を余儀なくされようとしています。つまり生活様式が変わろうとしています。現在、新型コロナウイルス対策として、３密を防ぐ、マスクの着用、手洗いの励行、ＰＣＲ検査の拡充が、市の基本方針になっています。すなわち密閉、密着、密接を避ける必要があります。さらに、第２波、第３波についても考える必要があります。このような環境が続くと考えると、公共施設の建物も、その構造の変更が迫られる可能性があります。つまり閲覧室のパーティションの設置、レイアウトの変更、本の貸出しシステムの変更、換気設備では、送風設備の設計仕様などは、そのフィルター等も含め変更する必要がある可能性があります。また、扉や手すり、各種取っ手なども安全性、衛生上の観点から見直す必要があると考えられます。電気関係のスイッチ類も非接触型への変更が考えられます。以上の状態から新図書館の建設工事に関しては入札を延期するのが賢明と考えられますので、本請願に賛成をいたします。
以上で私からの討論といたします。
○議長（爲田浩） ほかに討論はございますか。
髙橋とみお議員。
〔３番 髙橋とみお議員登壇〕
◆３番（髙橋とみお） 議席３番、髙橋とみおです。新佐倉図書館に関する請願第６号に、反対の立場で討論いたします。
新佐倉図書館に関する請願では、
委員会では、請願者にお越しいただきながら、その趣旨をお話しいただけなかったことから、請願者への礼儀としても当該請願の反対理由を述べさせていただきます。
まず１点目は、今般の新図書館建設事業の予算を凍結し、入札を延期し、その費用を
コロナ対策予算に回すよう要請している内容です。原則として、事業の執行を停止するだけでは予算は浮きません。何かのために予算をつくる場合、延期ではなく中止にする必要があります。また、仮に延期とした場合、これまで積み上げてきた議論や今後の計画が白紙になるわけですから、今後再開したときには、その分が無駄になることと併せ、先送りされたことでかえって予算がかさみ、将来世代にツケを回すことになります。
２点目は、今般の計画の図書館が狭いために、いわゆる３密を避けられる設計になっていないと断じておりますが、その指摘は当たらないと考えます。３密を避ける必要が生じた際には、図書館で設計されたスペースで席を離すなど、オペレーションで十分対応可能と考えます。また、当該事項の後半で、体育館横の市有地などにて検討するよう要請されています。確かにあの場所は、大きく開けた土地です。また、佐倉中学校や佐倉東高校から近いので、文教地区としてまとめるべきというご意見も聞いたことがあります。しかし、そうなると佐倉高校や佐倉小学校からの距離はどうか。彼らからすれば現計画の新図書館の立地のほうが、国道を渡って、さらに城址公園方面に数百メートル進まなければならないご指摘の立地より、ずっと利便性が高い。また、新町地区のほとんどの住民の方は、立地的に現計画のほうが近い。また、
本町などからも徒歩で利用可能な立地ですし、現計画のほうが助かるとされる方のご意見も聞いています。つまるところ図書館などの公共施設は、誰にとっても100％納得できるという場所はありません。その中でできる限り要望に沿うように計画は進められていると、私は判断しております。
以上、ご考慮くださいますよう、よろしくお願いいたします。
○議長（爲田浩） ほかに討論はございますか。
萩原陽子議員。
〔２０番 萩原陽子議員登壇〕
◆２０番（萩原陽子） 議席20番、日本共産党の萩原陽子です。会派を代表して討論を行います。
議案第２号、草ぶえの丘ほか１施設の指定管理業務について、委託期間を３年から７年に４年間延長、債務負担行為限度額の2.3倍引上げ、この内容に反対いたします。
民間のノウハウを生かすというのが指定管理の建前ですが、自治体職員を減らし、民間に仕事を流す国の誘導によって、市の事業を次々と民間事業者にアウトソーシングすれば、職員の意欲も企画力も失われます。職員を育て意欲を持って市政運営に当たれるようにしてこそ、佐倉市の発展があると考えます。民間の低賃金労働に依拠するのではなく、公務労働は職員が行うことを原則にし、市民と協力、協働を進めることが大事と考え、指定管理の延長及び債務負担額の増額変更に反対します。
議案第６号、マイナンバーカードですね、通知カードの廃止によって、市民は住所変更の際など、マイナンバーを知るためには、住民票の写しを取得しなければならず手間と費用がかかります。国が通知カードを廃止した理由は、マイナンバーカードの取得を促すものであることが明らかです。マイナンバーカードの取得率が低いのは、情報漏えい対策が足りないこと、そして国民不在の政策を続ける政府に対する不信感があります。今後の利用に不信があるために利用が進まない。これを強引に進めようとすることに問題があると考え、市民の利益に反する条例改正は認められません。
議案第14号、15号は、２歳児までの家庭的保育、特定地域型保育に当たる事業者が、３歳になって以降の子供の保育保障するために、本来必要とされていた事業者による連携施設の確保を不要とするものです。市長が事業者に代わって必要な措置を行うときという条件がありますが、子供の継続的な保育を不安定にするものです。事業者が事業に参入しやすくなるための規制緩和が優先され、子供の最善の利益を保障する基本理念に逆行する条例改正であることから賛成できません。
請願第６号
コロナ対策最優先の
予算執行を行うため、新
佐倉図書館建設工事の入札を延期し、建設……
○議長（爲田浩） 萩原議員に申し上げます。
◆２０番（萩原陽子） 終わりですね。
○議長（爲田浩） 所要時間が経過いたしましたので……
◆２０番（萩原陽子） 分かりました。請願第６号及び陳情第４号に賛成いたします。
以上で討論を終わります。
○議長（爲田浩） ほかに討論はございますか。────討論はなしと認めます。
討論は終結いたします。
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△採決
○議長（爲田浩） これより採決を行います。
採決は、押しボタン式投票をもって行います。
会議規則第70条の２第２項により、いずれのボタンも押さずに在席しているときは、反対ボタンを押したものとみなされますので、ご注意願います。
議案第２号を採決いたします。
委員長の報告のとおり決することに賛成または反対ボタンを押してください。
〔投 票〕
○議長（爲田浩） 押し間違いはございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長（爲田浩） ないものと認め投票を終了いたします。
投票総数27人、賛成21人、反対６人、よって本案は原案のとおり可決されました。
議案第３号を採決いたします。
委員長の報告のとおり決することに賛成または反対ボタンを押してください。
〔投 票〕
○議長（爲田浩） 押し間違いはございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長（爲田浩） ないものと認め投票を終了します。
投票総数27人、賛成27人、反対ゼロ人、よって本案は原案のとおり可決されました。
議案第４号を採決いたします。
委員長の報告のとおり決することに賛成または反対ボタンを押してください。
〔投 票〕
○議長（爲田浩） 押し間違いはございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長（爲田浩） ないものと認め投票を終了します。
投票総数27人、賛成27人、反対ゼロ人、よって本案は原案のとおり可決されました。
議案第５号を採決いたします。
委員長の報告のとおり決することに賛成または反対ボタンを押してください。
〔投 票〕
○議長（爲田浩） 押し間違いはございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長（爲田浩） ないものと認め投票を終了します。
投票総数27人、賛成27人、反対ゼロ人、よって本案は原案のとおり可決されました。
議案第６号を採決いたします。
委員長の報告のとおり決することに賛成または反対ボタンを押してください。
〔投 票〕
○議長（爲田浩） 押し間違いはございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長（爲田浩） ないものと認め投票を終了します。
投票総数27人、賛成21人、反対６人、よって本案は原案のとおり可決されました。
議案第７号を採決いたします。
委員長の報告のとおり決することに賛成または反対ボタンを押してください。
〔投 票〕
○議長（爲田浩） 押し間違いはございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長（爲田浩） ないものと認め投票を終了します。
投票総数27人、賛成27人、反対ゼロ人、よって本案は原案のとおり可決されました。
議案第８号を採決いたします。
委員長の報告のとおり決することに賛成または反対ボタンを押してください。
〔投 票〕
○議長（爲田浩） 押し間違いはございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長（爲田浩） ないものと認め投票を終了します。
投票総数27人、賛成27人、反対ゼロ人、よって本案は原案のとおり可決されました。
議案第９号を採決いたします。
委員長の報告のとおり決することに賛成または反対ボタンを押してください。
〔投 票〕
○議長（爲田浩） 押し間違いはございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長（爲田浩） ないものと認め投票を終了します。
投票総数27人、賛成27人、反対ゼロ人、よって本案は原案のとおり可決されました。
議案第10号を採決いたします。
委員長の報告のとおり決することに賛成または反対ボタンを押してください。
〔投 票〕
○議長（爲田浩） 押し間違いはございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長（爲田浩） ないものと認め投票を終了します。
投票総数27人、賛成27人、反対ゼロ人、よって本案は原案のとおり可決されました。
議案第11号を採決いたします。
委員長の報告のとおり決することに賛成または反対ボタンを押してください。
〔投 票〕
○議長（爲田浩） 押し間違いはございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長（爲田浩） ないものと認め投票を終了します。
投票総数27人、賛成27人、反対ゼロ人、よって本案は原案のとおり可決されました。
議案第12号を採決いたします。
委員長の報告のとおり決することに賛成または反対ボタンを押してください。
〔投 票〕
○議長（爲田浩） 押し間違いはございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長（爲田浩） ないものと認め投票を終了します。
投票総数27人、賛成27人、反対ゼロ人、よって本案は原案のとおり可決されました。
議案第13号を採決いたします。
委員長の報告のとおり決することに賛成または反対ボタンを押してください。
〔投 票〕
○議長（爲田浩） 押し間違いはございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長（爲田浩） ないものと認め投票を終了します。
投票総数27人、賛成27人、反対ゼロ人、よって本案は原案のとおり可決されました。
議案第14号を採決いたします。
委員長の報告のとおり決することに賛成または反対ボタンを押してください。
〔投 票〕
○議長（爲田浩） 押し間違いはございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長（爲田浩） ないものと認め投票を終了します。
投票総数27人、賛成21人、反対６人、よって本案は原案のとおり可決されました。
議案第15号を採決いたします。
委員長の報告のとおり決することに賛成または反対ボタンを押してください。
〔投 票〕
○議長（爲田浩） 押し間違いはございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長（爲田浩） ないものと認め投票を終了します。
投票総数27人、賛成21人、反対６人、よって本案は原案のとおり可決されました。
議案第16号を採決いたします。
本案について同意することに賛成または反対ボタンを押してください。
〔投 票〕
○議長（爲田浩） 押し間違いはございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長（爲田浩） ないものと認め投票を終了します。
投票総数27人、賛成27人、反対ゼロ人、よって本案は同意することに決しました。
議案第17号を採決いたします。
本案について同意することに賛成または反対ボタンを押してください。
〔投 票〕
○議長（爲田浩） 押し間違いはございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長（爲田浩） ないものと認め投票を終了します。
投票総数27人、賛成27人、反対ゼロ人、よって本案は同意することに決しました。
議案第18号を採決いたします。
本案について同意することに賛成または反対ボタンを押してください。
〔投 票〕
○議長（爲田浩） 押し間違いはございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長（爲田浩） ないものと認め投票を終了します。
投票総数27人、賛成27人、反対ゼロ人、よって本案は同意することに決しました。
議案第19号を採決いたします。
本案について同意することに賛成または反対ボタンを押してください。
〔投 票〕
○議長（爲田浩） 押し間違いはございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長（爲田浩） ないものと認め投票を終了します。
投票総数27人、賛成27人、反対ゼロ人、よって本案は同意することに決しました。
議案第20号を採決いたします。
本案について同意することに賛成または反対ボタンを押してください。
〔投 票〕
○議長（爲田浩） 押し間違いはございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長（爲田浩） ないものと認め投票を終了します。
投票総数27人、賛成27人、反対ゼロ人、よって本案は同意することに決しました。
議案第21号を採決いたします。
本案について同意することに賛成または反対ボタンを押してください。
〔投 票〕
○議長（爲田浩） 押し間違いはございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長（爲田浩） ないものと認め投票を終了します。
投票総数27人、賛成27人、反対ゼロ人、よって本案は同意することに決しました。
議案第22号を採決いたします。
本案について同意することに賛成または反対ボタンを押してください。
〔投 票〕
○議長（爲田浩） 押し間違いはございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長（爲田浩） ないものと認め投票を終了します。
投票総数27人、賛成27人、反対ゼロ人、よって本案は同意することに決しました。
議案第23号を採決いたします。
本案について同意することに賛成または反対ボタンを押してください。
〔投 票〕
○議長（爲田浩） 押し間違いはございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長（爲田浩） ないものと認め投票を終了します。
投票総数27人、賛成27人、反対ゼロ人、よって本案は同意することに決しました。
議案第24号を採決いたします。
本案について同意することに賛成または反対ボタンを押してください。
〔投 票〕
○議長（爲田浩） 押し間違いはございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長（爲田浩） ないものと認め投票を終了します。
投票総数27人、賛成27人、反対ゼロ人、よって本案は同意することに決しました。
議案第25号を採決いたします。
本案について同意することに賛成または反対ボタンを押してください。
〔投 票〕
○議長（爲田浩） 押し間違いはございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長（爲田浩） ないものと認め投票を終了します。
投票総数27人、賛成27人、反対ゼロ人、よって本案は同意することに決しました。
議案第26号を採決いたします。
本案について同意することに賛成または反対ボタンを押してください。
〔投 票〕
○議長（爲田浩） 押し間違いはございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長（爲田浩） ないものと認め投票を終了します。
投票総数27人、賛成27人、反対ゼロ人、よって本案は同意することに決しました。
議案第27号を採決いたします。
本案について同意することに賛成または反対ボタンを押してください。
〔投 票〕
○議長（爲田浩） 押し間違いはございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長（爲田浩） ないものと認め投票を終了します。
投票総数27人、賛成27人、反対ゼロ人、よって本案は同意することに決しました。
議案第28号を採決いたします。
本案について同意することに賛成または反対ボタンを押してください。
〔投 票〕
○議長（爲田浩） 押し間違いはございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長（爲田浩） ないものと認め投票を終了します。
投票総数27人、賛成27人、反対ゼロ人、よって本案は同意することに決しました。
議案第29号を採決いたします。
本案について同意することに賛成または反対ボタンを押してください。
〔投 票〕
○議長（爲田浩） 押し間違いはございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長（爲田浩） ないものと認め投票を終了します。
投票総数27人、賛成27人、反対ゼロ人、よって本案は同意することに決しました。
議案第30号を採決いたします。
本案について同意することに賛成または反対ボタンを押してください。
〔投 票〕
○議長（爲田浩） 押し間違いはございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長（爲田浩） ないものと認め投票を終了します。
投票総数27人、賛成27人、反対ゼロ人、よって本案は同意することに決しました。
議案第31号を採決いたします。
委員長の報告のとおり決することに賛成または反対ボタンを押してください。
〔投 票〕
○議長（爲田浩） 押し間違いはございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長（爲田浩） ないものと認め投票を終了します。
投票総数27人、賛成27人、反対ゼロ人、よって本案は原案のとおり可決されました。
議案第32号を採決いたします。
委員長の報告のとおり決することに賛成または反対ボタンを押してください。
〔投 票〕
○議長（爲田浩） 押し間違いはございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長（爲田浩） ないものと認め投票を終了します。
投票総数27人、賛成27人、反対ゼロ人、よって本案は原案のとおり可決されました。
諮問第１号を採決いたします。
本案について同意することに賛成または反対ボタンを押してください。
〔投 票〕
○議長（爲田浩） 押し間違いはございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長（爲田浩） ないものと認め投票を終了します。
投票総数27人、賛成27人、反対ゼロ人、よって本案は同意することに決しました。
請願第６号を採決いたします。
本請願に対する
文教福祉常任委員長の報告は不採択であります。
本請願を採択することに賛成または反対ボタンを押してください。
〔投 票〕
○議長（爲田浩） 押し間違いはございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長（爲田浩） ないものと認め投票を終了いたします。
投票総数27人、賛成９人、反対18人、よって本案は不採択と決しました。
陳情第３号を採決いたします。
委員の報告のとおり決することに賛成または反対ボタンを押してください。
〔投 票〕
○議長（爲田浩） 押し間違いはございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長（爲田浩） ないものと認め投票を終了します。
投票総数27人、賛成19人、反対８人、よって本案は採択することに決しました。
陳情第４号を採決いたします。
本陳情に対する
文教福祉常任委員長の報告は不採択であります。
本陳情を採択することに賛成または反対ボタンを押してください。
〔投 票〕
○議長（爲田浩） 押し間違いはございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長（爲田浩） ないものと認め投票を終了します。
投票総数27人、賛成７人、反対20人、よって本案は不採択と決しました。
この際、暫時休憩いたします。
午後３時０７分休憩
───────────────────────────────────────────
午後３時１３分再開
○議長（爲田浩） 休憩前に引き続き会議を開きます。
───────────────────────────────────────────
△議案の上程
○議長（爲田浩） 日程第３、議案の上程を行います。
お諮りいたします。
発議案第１号から
発議案第８号までの８件を一括議題とすることにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長（爲田浩） ご異議なしと認めます。
したがって、
発議案第１号から
発議案第８号までの８件を一括議題とすることに決しました。
───────────────────────────────────────────
△
提案理由の説明
○議長（爲田浩）
発議案第１号について、
提案理由の説明を求めます。
文教福祉常任委員長、高木大輔議員。
〔
文教福祉常任委員長 高木大輔議員登壇〕
◎
文教福祉常任委員長（高木大輔） 議席18番、
文教福祉常任委員長の高木大輔です。
発議案第１号について、
提案理由の説明を申し上げます。
発議案につきましては、お手元に配付のとおりでありますので、私からはその趣旨についてご説明申し上げます。
発議案第１号 別居・離婚後の親子の断絶を防止する法整備を求める意見書。上記議案を佐倉市議会
会議規則第13条第２項の規定により提出いたします。令和２年６月22日、提出者、
文教福祉常任委員長、高木大輔。
佐倉市議会議長、爲田浩様。
本案は、陳情第３号 別居・離婚後の親子の断絶を防止する法整備と支援を求める陳情が採択されたことに伴い、別居の親も子供の成長に関わっていくことで、離婚後の子供の精神的な負担を和らげ、子供の心の支えとなることに鑑み、「別居・離婚後の親子の断絶を防止するための法律」を速やかに整備することを求めるため、別居・離婚後の親子の断絶を防止する法整備を求める意見書を地方自治法第99条の規定により衆議院議長、参議院議長、内閣総理大臣、法務大臣、厚生労働大臣宛てに提出するものであります。
以上、皆様のご賛同をお願い申し上げまして、
提案理由の説明を終わります。
○議長（爲田浩）
発議案第２号について、
提案理由の説明を求めます。
宇田実生子議員。
〔４番 宇田実生子議員登壇〕
◆４番（宇田実生子） 議席４番、宇田実生子でございます。
発議案第２号を提案させていただきます。令和２年度における議会の議員の議員報酬及び特別職の職員の給与の特例に関する条例の制定についてです。上記議案を地方自治法第112条及び佐倉市議会
会議規則第13条の規定により、別紙のとおり提出いたします。令和２年６月22日。提出者は、佐倉市議会議員、五十嵐智美議員、藤崎良次議員、玉城清剛議員、髙橋とみお議員、そして私、宇田実生子でございます。
佐倉市議会議長、爲田浩様。
新型コロナウイルス感染症の拡大という未曽有の危機に直面し、新型インフルエンザ等対策特別措置法に規定する緊急事態宣言が国内に発出された現状及びこれに伴う厳しい社会経済情勢を踏まえ、新型コロナウイルス対策の財源確保のため、佐倉市議会議員の報酬及び市長等特別職の給与を令和２年７月１日から令和３年３月31日までの間、10％の減額をする特例を定めるものです。
条例案については、添付資料をご覧ください。千葉県内でも既に多くの自治体が経済的損失を受けている市民の皆様と痛みを分かち合い現状を克服しようとする思いから、議会において削減を決定しております。当然この佐倉市議会でも削減が決定されると信じております。
皆様のご賛同、よろしくお願い申し上げます。
○議長（爲田浩）
発議案第３号から
発議案第５号までについて、
提案理由の説明を求めます。
木崎俊行議員。
〔１３番 木崎俊行議員登壇〕
◆１３番（木崎俊行） 議席13番、木崎俊行です。私からは、
発議案第３号から５号まで、３つの
発議案の
提案理由の説明をさせていただきます。
まず、
発議案第３号 憲法への「緊急事態条項」の創設ではなく、憲法を生かすことを求める意見書です。上記議案を佐倉市議会
会議規則第13条の規定により、別紙のとおり提出いたします。令和２年６月22日。提出議員は、五十嵐智美議員、藤崎良次議員、玉城清剛議員、稲田敏昭議員、私、木崎俊行です。
佐倉市議会議長、爲田浩様。
内容については、この中心部分をご説明させていただきます。新型コロナウイルスの感染拡大を防止するために政府がやるべきことは、これは日本国憲法第25条「国は、すべての生活部面について、社会福祉、社会保障及び公衆衛生の向上及び増進に努めなければならない」、また第29条「私有財産は、正当な補償の下に、これを公共のために用いることができる」と定めている憲法上の当然の権利を果たすこと、これが肝腎です。
よって、「緊急事態条項」の創設ではなく、憲法を生かすことを求める意見書となります。
以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出いたします。
令和２年６月22日。佐倉市議会。衆議院議長、参議院議長、内閣総理大臣、法務大臣宛てです。
発議案第４号について、こちらは時間短縮のため定型の文言をはしょらせていただきます。ＰＣＲ検査体制の抜本的な改善と強化を求める意見書。提出議員は、五十嵐智美議員、藤崎良次議員、玉城清剛議員、稲田敏昭議員、私、木崎俊行です。
佐倉市議会議長、爲田浩様。
この
発議案第４号のポイントになる部分、これは日本医師会の有識者会議、ここがＰＣＲ検査センターの設置、維持に必要な予算を4,694億円と試算しております。ですが、政府の第２次補正予算の366億円では、これは１桁足りないということで、よって本市議会は、国に対してＰＣＲ検査体制の抜本的な改善と強化を強く求めるものということになります。
以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出いたします。
令和２年６月22日。佐倉市議会。衆議院議長、参議院議長、内閣総理大臣、厚生労働大臣宛て。
最後に、
発議案第５号です。感染症の基準病床数の増床を求める意見書。こちら提出議員は、五十嵐智美議員、藤崎良次議員、玉城清剛議員、髙橋とみお議員、稲田敏昭議員、私、木崎俊行です。
佐倉市議会議長、爲田浩様。
この感染症の基準病床数の増床を求める意見書のこの中心部分になるのは、案文の中でも最後の厚生労働省の調査においても、全国の感染症病床数が、1995年が9,974床、それが2018年、昨年では1,882床と激減しているという現実があります。感染症病床の確保が困難な状況となっていることを鑑みれば、医師の確保と感染症の基準病床数を増やすこと、またそのための財政的支援を行うことが喫緊の課題だということになります。
よって、本市議会は国に対して、感染症の基準病床数の増床を強く求めるものということになります。
以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。
令和２年６月22日。佐倉市議会。衆議院議長、参議院議長、内閣総理大臣、厚生労働大臣宛て。
以上３つの
発議案の
提案理由の説明をさせていただきました。どうか皆様のご理解、ご賛同をいただきたいと思います。よろしくお願いいたします。
○議長（爲田浩）
発議案第６号について、
提案理由の説明を求めます。
稲田敏昭議員。
〔１１番 稲田敏昭議員登壇〕
◆１１番（稲田敏昭） 議席11番、稲田敏昭です。消費税率５％への減税を決断するよう求める意見書案の、主なところを読み上げ
提案理由といたします。
新型コロナウイルス感染防止をするため、国は新しい生活様式を公表しました。３密を避け、身体的距離の確保などを取り入れた内容です。今後その影響は、事業者には１人当たりのスペース拡大により、入店・入場の人数制限など、売上げの減少を招き、個人には失業、賃金カットなど計り知れません。
新型コロナウイルスの感染拡大前から、消費税増税による深刻な消費不況に陥った事実を直視し、日本経済を立て直すための経済対策として、消費税率の引下げは、緊急かつ重要な施策となっています。
よって、本市議会は国に対し、消費税率５％への減税を決断するよう強く求めるものであります。
以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出します。
令和２年６月22日。衆議院議長、参議院議長、内閣総理大臣、経済産業大臣宛て。
どうぞよろしくお願いします。
○議長（爲田浩）
発議案第７号及び
発議案第８号について、
提案理由の説明を求めます。
松島梢議員。
〔１番 松島 梢議員登壇〕
◆１番（松島梢） 議席１番、市民ネットワークの松島梢です。
発議案第７号、８号の
提案理由の趣旨を説明いたします。
発議案第７号 コロナ禍による生活困窮者の住宅支援策の充実を求める意見書。上記議案を佐倉市議会
会議規則第13条の規定により、別紙のとおり提出いたします。令和２年６月22日。提出者、佐倉市議会議員、萩原陽子議員、藤崎良次議員、玉城清剛議員、髙橋とみお議員、稲田敏昭議員、そして私、松島梢です。
佐倉市議会議長、爲田浩様。
新型コロナウイルス感染拡大による学校の一斉休校や営業自粛等の影響は、緊急事態宣言解除後も多分野に及び、収入減や失業・倒産が増え続けている。多くの人びとが経済的に困窮し、職や住まいを失う危機にある。
生活保護申請が増える中、住宅利用について以下の点を求める。
１、生活保護法第19条、及び2009年３月18日付厚労省通知を全国の福祉事務所に改めて周知させ、住居のない者の生活保護申請を拒否することのないよう徹底させること。
２、改正住宅セーフティネット制度における住宅確保要配慮者居住支援法人に関しては、生活保護利用者等生活困窮者の民間住宅転入を支援・促進する法人を増やすよう、助成制度を設けること。
以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。
令和２年６月22日。佐倉市議会。内閣総理大臣、厚生労働大臣宛て。
続きまして、
発議案第８号 多核種除去設備処理水の処分方針を慎重に定めることを求める意見書。上記議案を佐倉市議会
会議規則第13条の規定により、別紙のとおり提出いたします。令和２年６月22日。提出者、佐倉市議会議員、萩原陽子議員、藤崎良次議員、玉城清剛議員、稲田敏昭議員、そして私、松島梢です。
佐倉市議会議長、爲田浩様。
東日本大震災に伴う、東京電力福島第一原子力発電所の大事故から９年余りが経過した。使用済み核燃料の取り出し計画の先送りが発表されるなど、廃炉への展望が見通せないことはもとより、避難者の救済も含め未解決の問題が山積している中で、喫緊の課題の一つが多核種除去設備の処理水の取扱いである。
国においては、処理水について「関係者の理解なしにはいかなる処分を行わない」との福島漁連への回答を遵守し、拙速・ずさんな方針決定を行わないよう強く求めるものである。
１、改めて福島県内のみならず広く「関係者」の意見を公開・公平に募ること。この「関係者」には、漁業、農業に携わる方々はもちろんのこと、観光業者、一般市民も含めること。
２、「水蒸気放出」、「海洋放出」の２択にこだわることなく、可能な限り環境中への放出を避ける案を検討し、社会的合意に基づいて的確な方針を決定すること。
以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。
令和２年６月22日。佐倉市議会。内閣総理大臣、経済産業大臣宛て。
ぜひ皆様にご賛同いただけますようお願いいたします。
───────────────────────────────────────────
△質疑
○議長（爲田浩） これより質疑を行います。
質疑はございますか。────質疑はなしと認めます。
質疑は終結いたします。
───────────────────────────────────────────
△
委員会付託の省略
○議長（爲田浩） ただいま議題となっております
発議案第１号につきましては、
委員会提出議案となっておりますので、
会議規則第35条第２項の規定により
委員会付託を省略いたします。
お諮りいたします。ただいま議題となっております
発議案第２号から
発議案第８号までの７件につきましては、
会議規則第35条第３項の規定により
委員会付託を省略したいと思います。これにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長（爲田浩） ご異議なしと認めます。
したがって、
発議案第２号から
発議案第８号までの７件については
委員会付託を省略することに決しました。
───────────────────────────────────────────
△討論
○議長（爲田浩） これより討論を行います。
討論はございますか。
木崎俊行議員。
〔１３番 木崎俊行議員登壇〕
◆１３番（木崎俊行） 議席13番、日本共産党、木崎俊行です。
発議案第２号 令和２年度における議会の議員の議員報酬及び特別職の職員の給与の特例に関する条例の制定について、賛成討論をいたします。
発議案の理由でも述べられているように、このコロナウイルス感染症の拡大によって、私たちの暮らしは厳しい情勢にあります。中でも子供たちの状況が、学校生活において本当に心配されるところです。学校給食においては、現在は簡易給食が実施されておりますが、７月から通常給食になるべく近づけるよう工夫をするための
追加議案も本日出されました。しかしながら、
委員会の中で、今までも９月の給食というのはあった、そして非常に暑かったはずだと。さらなる猛暑も予想されます。ですから、私たち議員の報酬が減額されてつくられた予算、これをもって給食の調理員さんの方々の熱中症の対策に役立つような空調つき作業着など、こういったものに充てられて生かされることを強く要望いたしまして、賛成討論とさせていただきます。市長、執行部には、この予算、未来を担う子供たちの成長を充実させるために十分考慮して使っていただきたいと考えます。白紙委任状を渡すわけではございません。よろしくお願いいたします。
以上です。
○議長（爲田浩） ほかに討論はございますか。
髙橋とみお議員。
〔３番 髙橋とみお議員登壇〕
◆３番（髙橋とみお） 議席３番、髙橋とみおでございます。別居・離婚後の親子の断絶を防止する法整備などを求める意見書、
発議案第１号に関して反対討論いたします。
当該内容を読むと、改正民法の法文に照らし、面会交流や養育費の取決めがないままに離婚届が受理されることに対する問題意識があり、その文脈において実効性のある面会交流が可能となるよう、速やかに法整備を講じる必要性を説いています。この意見書で一番問題だと思うのは、ＤＶや子供に対する性的な搾取などの事例に対する視点が一切書かれていないことです。別居・離婚の理由は様々であり、親と会わないことが最も子の利益にかなうこともあります。したがって、国に意見書を提出する土台とするには、再考を要する内容であると判断しました。
また、私も離婚経験者であります。しかしながら、面会に関する書面での取決めというのは一切しておりません。しかし、子供は３歳になる前から飛行機で香川から千葉を行き来し、小中高と夏休みや冬休みといった大きな休みには、休みのほぼ全ての期間、私の家で生活していました。その経験から、もし一定の規程をつくってしまったら、離婚した夫婦はその規程に縛られ、かえって自由度がなくなる場合もあるということを学びました。以上のとおり、離婚する夫婦の事情や考え方は多様であり、ましてＤＶ等の配慮を前提としていない内容で、面会交流の取決め締結を推進する法改正を検討することについては慎重になるべきと考え、本意見書には反対をいたします。
以上、ご考慮くださいますよう、よろしくお願いいたします。
○議長（爲田浩） ほかに討論はございますか。────討論はなしと認めます。
討論は終結いたします。
───────────────────────────────────────────
△採決
○議長（爲田浩） これより採決を行います。
採決は、押しボタン式投票をもって行います。
会議規則第70条の２第２項により、いずれのボタンも押さずに在席しているときは反対ボタンを押したものとみなされますので、ご注意願います。
発議案第１号を採決いたします。
本案は原案のとおり決することに賛成または反対ボタンを押してください。
〔投 票〕
○議長（爲田浩） 押し間違いはございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長（爲田浩） ないものと認め投票を終了します。
投票総数27人、賛成18人、反対９人、よって本案は可決されました。
発議案第２号を採決いたします。
本案は原案のとおり決することに賛成または反対ボタンを押してください。
〔投 票〕
○議長（爲田浩） 押し間違いはございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長（爲田浩） ないものと認め投票を終了します。
投票総数27人、賛成10人、反対17人、よって本案は否決されました。
発議案第３号を採決いたします。
本案は原案のとおり決することに賛成または反対ボタンを押してください。
〔投 票〕
○議長（爲田浩） 押し間違いはございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長（爲田浩） ないものと認め投票を終了します。
投票総数27人、賛成９人、反対18人、よって本案は否決されました。
発議案第４号を採決いたします。
本案は原案のとおり決することに賛成または反対ボタンを押してください。
〔投 票〕
○議長（爲田浩） 押し間違いはございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長（爲田浩） ないものと認め投票を終了します。
投票総数27人、賛成９人、反対18人、よって本案は否決されました。
発議案第５号を採決いたします。
本案は原案のとおり決することに賛成または反対ボタンを押してください。
〔投 票〕
○議長（爲田浩） 押し間違いはございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長（爲田浩） ないものと認め投票を終了します。
投票総数27人、賛成10人、反対17人、よって本案は否決されました。
発議案第６号を採決いたします。
本案は原案のとおり決することに賛成または反対ボタンを押してください。
〔投 票〕
○議長（爲田浩） 押し間違いはございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長（爲田浩） ないものと認め投票を終了します。
投票総数27人、賛成７人、反対20人、よって本案は否決されました。
発議案第７号を採決いたします。
本案は原案のとおり決することに賛成または反対ボタンを押してください。
〔投 票〕
○議長（爲田浩） 押し間違いはございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長（爲田浩） ないものと認め投票を終了します。
投票総数27人、賛成10人、反対17人、よって本案は否決されました。
発議案第８号を採決いたします。
本案は原案のとおり決することに賛成または反対ボタンを押してください。
〔投 票〕
○議長（爲田浩） 押し間違いはございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長（爲田浩） ないものと認め投票を終了します。
投票総数27人、賛成９人、反対18人、よって本案は否決されました。
───────────────────────────────────────────
△
印旛利根川水防事務組合議会議員選挙
○議長（爲田浩） 日程第４、
印旛利根川水防事務組合議会議員選挙を行います。
お諮りいたします。選挙の方法につきましては、地方自治法第118条第２項の規定により、指名推選により行いたいと思います。これにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長（爲田浩） ご異議なしと認めます。
したがって、選挙の方法は指名推選によることに決しました。
お諮りいたします。指名の方法については、議長において指名することにしたいと思います。これにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長（爲田浩） ご異議なしと認めます。
したがって、議長において指名することに決しました。
印旛利根川水防事務組合議会議員に中村孝治議員、西田三十五市長、高橋秀樹氏を指名いたします。
お諮りいたします。ただいま議長において指名いたしました中村孝治議員、西田三十五市長、高橋秀樹氏を印旛利根川水防事務組合議会議員の当選人と定めることにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長（爲田浩） ご異議なしと認めます。
したがって、ただいま指名いたしました中村孝治議員、西田三十五市長、高橋秀樹氏が印旛利根川水防事務組合議会議員に当選されました。
ただいま印旛利根川水防事務組合議会議員に当選されました中村孝治議員、西田三十五市長が議場におられますので、
会議規則第30条第２項の規定により告知いたします。
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△閉会の宣告
○議長（爲田浩） 以上をもちまして、令和２年６月佐倉市議会
定例会を閉会いたします。
お疲れさまでした。
午後３時４８分閉会...